遺産相続のトラブルが多いです。
「遺産分割」の額や方法で、遺族同士がモメたり、いがみ合ったりしがちです。
例えば・・・
「私の兄は父にお金の無心をするだけで、両親が病に倒れてから見舞いにも来ませんでした。父が亡くなったら遺産をよこせと言われています。私が両親を引き取り、3年間看病をしてきたのに・・・。この兄を殺して下さい。」
殺してくれなければ私が殺すので完全犯罪のアドバイスをして下さい。
まあ、なんとも恐ろしい内容です。
今まで音沙汰がないのに親が死んだらいきなり遺産を計算する人も多いようです。
子が複数人いるが、その中のひとりが親の介護をしたり、面倒を看ていたなどというケース。
これは同居の有無は関係ありません。
遠方に住んでいたなど介護をまったくしていない相続人が民法に沿った平等な遺産分割案を主張することで、お互いの不満が爆発し、争いに発展してしまうのです。
この手の依頼は殺してほしい、という深刻な依頼。
あまりの理不尽な態度に怒り心頭になって殆どの人は興奮状態です。
この関係の揉め事が多いので調べると、民法では看護をしてもしなくても平等に配分されます。
個人的には介護した日数を遺産分から介護代として渡せばと思いますが
実際はそうはならないようです。
なかには亭主が死んで、子供たちには一銭もやりたくない、という女房の相談もあります。
しかし、こ関係の依頼だけは受けられません。
脅したり、嫌がらせで解決する問題ではないし、「殺す」しかないでしょう。
遺産の問題で揉めていれば、いくらボンクラの警察だって分かります。
遺産問題は一切、受けられません。
弁護士と相談して下さい。
世の中には、「殺してくれなければ私が殺す」という人が大勢います。
はっきりいうと、なだめるのが大変です。
話を聞くと段々と冷静になる人が殆どです。
なかには、これはヤバいな、と判断して「1週間で殺しましょう」
というと暫くして、「考えましたが、そこまではしたくありません」とトーンが落ちてきます。
引き受けると言わなければ、その場で殺しに行った、という人もかなりいます。
時間をおいて冷静に考えると殺人は止めます、となるようです。
勿論、それが正解です。
世の中、恨みの殺人事件が多いが、相談する人や時間が経つとそこまではしない。
今、殺したいと考えている方!!
殺すのはいつでもできるのでちょっと冷静になって下さい。
