お付き合いはじめた頃はそんなつもりではなくきちんと割り切って付き合っていたのが、 交際を続けていくうちにいつしか結婚を望むことがあります。
お付き合いが長くなればどんどん想いが深くなってしまったり、 ちょっとしたお遊びのつもりが付き合ううちに本気へと変わってしまうこともよくある話です。
しかし、独身側のあなたがそう望んでも、相手は既婚者ですからそう簡単に結婚できることはありません。
既婚者側が離婚しないと、結婚は当然できません。
あなたは相手に本気になれば結婚を望むのは自然ですが、相手の既婚者はそうはいきません。
たとえ相手の既婚者もあなたに本気であったとしても、家庭を簡単になげうって離婚し不倫相手の独身者と結婚へとはいかないでしょう。
「離婚は結婚の10倍大変」という言葉があるよう、離婚することはとても時間・労力・精神力・金銭と様々必要になるのです。
実際多くの不倫する既婚者は、不倫相手をどんなに好きでもそうそう離婚は考えていないでしょうし、 離婚できないと考えているものです。
そう考えていながら都合よく付き合っていこうとする既婚者は多いはずです。
相手に悪いなと思いつつ、現実的に離婚は無理だし、都合よく付き合えるのが一番楽だし・・・と自己中心的な考えの既婚者もいるでしょう。
●不倫相手が離婚しない場合
不倫相手の既婚者に本気になってしまった場合、多くの人がその関係を続けていくことに不安を感じ悩みます。
本気になればなるほどこのままの関係では満足できなくなります。
しかし独身者は相手の既婚者に将来を相談したくてもなかなかできなかったり、相手の心理を理解できなかったりします。
独身者側がどうするというよりも、既婚者側が離婚に前向きに行動しないと不倫は解消されませんし、 結婚自体困難になってしまいます。
そこで既婚者の心をより独身者側にむかせるため、離婚させるために別れさせの工作を行う方も多くいらっしゃいます。
工作によって既婚者の真意をみることができ、夫婦間の関係を図る事ができ、独身者への思いを図ることができ、 離婚に揺らぐ気持ちをしっかり離婚にむけることができるのです。
独身者からは既婚者の本心はなかなかわからないものですが、工作をしかけることでみえてくることがあるのです。
また、既婚者側が前向きに行動しない理由は様々考えられますが、工作によってそれをはっきりとさせることができるのです。
実はとても夫婦仲がよかった、実は慰謝料とられたくないので配偶者に言いだせないでいた、離婚理由を配偶者側にしたい、実はいないといっていた子供がいたetc…
不倫している独身者は結婚を望むようになると、相手が離婚することになっても、 相手と別れることになり不倫関係が解消することになっても、今のうやむやな不倫関係を変えたいと考える人は多いのです。
今の進まない不倫関係を続けるよりも、相手側の離婚か自分側の別れかどちらかはっきりさせ、 新たな展開へと進みたい・前向きに自分らしさを取り戻したいと考えるのです。
なかなか離婚してくれない場合、離婚して欲しいと言いだせない場合、工作という手段をとることもお考えになってみて下さい。
●本気の二人なら結婚は可能
不倫だとどうしても割りきった関係・金銭絡みのお付き合い・ついでき心ではじまった恋など、純粋な恋愛とは対極なイメージですが、中には本当に純粋に愛し合っている関係であることもあります。
お互い純粋に愛し合っているのならば、後ろめたく思うことはあまりないでしょう。
知り合うのが遅かったということかもしれません。
既婚者側が相手を間違ってしまったのかも知れません。人間は完璧ではないので、間違った結婚をしてしまう場合もあるのです。
では不倫から結婚するにはどうしたらいいか。正直になって自分たちの不貞行為=不倫を認め、新しく人生をやり直す事です。
相手の既婚者の離婚が成立した瞬間に、不倫関係は不倫でなくなり、晴れて普通の恋愛関係となり、結婚することもできるのです。
不倫関係から結婚へと発展した人たちは珍しくありません。
結婚していても男は男、女は女ですから、配偶者以外の誰かを好きになってしまったり、そこから恋愛関係に発展してしまったりすることは仕方のない事です。
それがすべて不純な動機であったりとは言えないのです。
不倫であってもお互い愛し合い、結婚を考える真剣な交際であるならそれは純粋な愛の形と言えるでしょう。
●不倫から結婚へ・・・
夫婦が離婚し、晴れて不倫解消され結婚できる状態になったとしても問題が生じる場合もあります。
元配偶者との問題(慰謝料・養育費・親権問題・財産分与etc)があったり、周囲の人々(親族・会社関係・友人etc)からの反対があることも考えられます。
こういった問題や障害がある結婚に迷いが生じたら、その愛が本物であるか考えて下さい。
その愛が本物であれば、どんな障害があっても乗り越えられるでしょう。
その愛が本物であると確証もてないのならば、すこしでも不安があるならば、問題や障害を乗り越えていく自信がないならば、 器量や度量がないならば、その結婚は考えなおすべきです。
不倫からの結婚は甘い考えではならないのです。 既婚者側が離婚したからといって、あせって結婚に踏み切る事は危険です。
普通の、何の弊害もない独身者同志の結婚とは違うのです。
相手の親族が元配偶者のことをとても気に入っていたり、その子供のことを可愛がっていたなら、 離婚させた原因であるのがあなただと知ったら、すんなりと受け入れてくれる事は厳しいでしょうし、 その反対を押し切るだけの気持ちがないとその重圧に耐えられなくなることもかんがえられます。
それでも一緒になりたい、生涯共にしたいという強い信念と愛情があるなら結婚できるでしょうが、 もしそこまで強い愛情がないのではないかと自分自身に不安になったら、 冷静になってゆっくり考える時間をおいてからにすることも大切です。