突然「別れたい」と言われても、納得できずにしつこく「ウソでしょう!?」「寄りを戻そうよ!!」と迫ってしまう、というケースはあります。中には、自傷行為をして無理やり振り向かせようとしてしまったり、するケースもあるのだそうです。こうした「別れの直後の泥沼」にはまってしまった場合には、ともかくドタバタと動き回らないで冷静になる期間、冷却期間が必要です。失恋直後の「しつこさ」「自傷行為をしてしまうような人だということ」を見た相手は、「また面倒が始まるなら、もう復縁なんてごめんだ・・・」という思いが、大きくなっています。自傷行為などで、一時は振り向かせることに成功するかもしれませんが、それは「死なれたら困る・・・」というマイナスの感情がもとで、連絡に応じてくれて、相手をしてくれている、というだけのことかも、知れないのです。その思いを冷まさせる時間が必要です。さらに付き合っていた間には、良い思いでもあったかと思いますので、「良い人だったな」と再び思えるようになるまでの時間が必要です。そのため、冷却期間というのは、相手と自分の間をどうこうしようとせず、まず自分が自分を変える、という期間でもあるのです。
遺産相続のトラブル