メールの返事がそっけない感じであるとか、メールの返事が来るのが遅い、といった悩みを抱える人がいます。メールというものは本当に便利なのですが、誤解を生むこともあります。その一つは「メールの重要さや、メールの返事の重要さ、というのは人によって違う」ということから生まれる誤解です。例えば、メールが無かった時代には、手紙やはがきを書くということで、ご縁をつなげてきたという人も多いものでした。ただ、筆まめな人、筆不精な人という差があるのはわかっていましたので、返事が来なくても「あの人は、筆不精だからね」で済んでいたのです。ただ、メールというのはあまりにも便利な分「メールの返事くらい簡単にできるだろう」「その簡単な返事すらくれないのは、私への愛情がないのだ」といった思いに、とらわれる人もいます。ただ、先にも書きましたとおり、メールの重要さや、メールの返事の重要さ、というのは人によって違うという認識が必要です。たとえば「明日会う」と約束がある場合に『明日、会えるのが楽しみ』とメールのやり取りをしたい人もいれば、「明日会うんだから、メールをしなくてもいいだろう」と考える人もいるのです。それは「愛情がない」といったことではなく、ただ「考え方の違い」なのです。その点を受け入れられるようになることが、恋愛を長続きさせる秘訣です。
美人局 つつもたせ工作